東北復興アイデアソンに参加
復興庁が主催する「東北復興のアイデアソン」に参加しました。
私のチームで出した「荒浜水上マーケット」の復興アイデアで優勝し、「仙台市賞」をいただいちゃいました。
普段はアプリだのウェブだのを中心に商業的なサービスを作ることしか考えてない私にとって、このような機会は大変な刺激になりました。復興庁、仙台市の関係者皆様、チーム皆様、ありがとうございました。
体育館を借りた小さなイベントでしたが、わざわざ復興大臣も来てくださったりして。
仙台の沿岸(荒浜地域)には数百年続く小さな運河が今も残ってるんですが、その一帯にあった住宅街が津波で流されてしまった。
「復興」っていうとそこに商業施設をバンバン作ったり「建てる」っていう発想になっていくんだけど、それだとどこにでもある風景になりがち。
うちのチームは
「余計なもん建てなくてよくね?」
っていう方向に振り切って考えていきました。
個人的には、アジアの水上マーケットのような「活気と熱気」を沿岸に持ってこれたら、自然といろんな人が集まって、モノも笑顔も生まれていくだろうってね。
発表中も一部のオジサンたちがメッセンジャーでチャチャを入れてきて嫌な感じでしたが、仙台市の職員の方々には気持ちが伝わって良かったです。
実はこのアイデアソン参加に先駆けて、津波で流されて今は小学校しか残っていない荒浜地域とか、福島の原発から南三陸にかけて、海沿いをずっとバイクで走ってみたんです。
海岸線沿いでは復興が目に見える形で進んでなかったことに驚いた。
仮設住宅に住んでる人もまだまだいた。
これまでの5年間は、住民の移住とか、整理で一杯一杯だったみたいで、何かそこに新しいアクションを起こしていくのはこれからみたい。
この写真の、何もなくなってしまった荒浜小学校の周りに、本当に活気と笑顔が戻ってくるの、見届けたいね。
この地域がどうなってて、これからどうなっていくか、とても勉強になるから学生のお子さんがいる人は連れて行かれると良いと思います。
では!
小林宗織
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