インターンシップでUI/UXデザイナーの仕事に挑戦!【仕事内容インタビュー】
【プロフィール】
モモコさん
上智大学 2020年3月卒業
メディアの仕事に興味があり、新聞学科に入学。大学では、お笑いサークルに所属し、舞台に立つ。向いていないと思いつつも、負けず嫌いな性格から、卒業まで継続。
Rock Me!で約2年以上アルバイト・インターンとして活躍し、この春から社会人になり、大手IT企業でデザイナーとして就職が決まったモモコさんにアルバイト・インターンでの仕事内容や一緒に働いている人たちについてお話ししてもらいました。ロックミーへのアルバイト応募を検討している方は、ぜひご覧ください!
Rock Me!のアルバイト・インターンに応募したきっかけを教えてください。
Rock Me!で働く前は、猫カフェや、サラダ屋さん、飲食店などの接客業を中心にアルバイトをしていました。接客業の仕事は、お客様とお話しして、瞬時に判断して行動するというスピード感が求められます。どちらかというと、じっくり考えてから行動したいタイプの私には、向いていないと感じました。新たにオフィスワークの仕事を探していたときに出会ったのがRock Me!でした。インターネットの世界はもともと好きで、8~9歳のころにHPを作ったり、中学生くらいからSNSに触れたりしていました。
アルバイト・インターンの作業内容を具体的に教えてください。
2年生の冬にアルバイトとして入り、最初は占いコンテンツのチェッカーや、文章校正をしました。3年生の夏にインターンとなってからは、新しいチャットアプリ「100(ワンハンドレッド)」を開発するチームに入れていただいて、UI /UXのデザインを担当しました。
チャットアプリ「100」の開発画面 ※モモコさんはUI/UX、デザインを担当
さらに、4年生の夏からは、Webサービスを作るプロジェクトに参加させていただいています。すでに存在している占いコンテンツがあるのですが、その占いコンテンツの存在をまだ知らない人に見てもらい、ファンになってもらうというプロジェクトです。簡単な占いの体験をしてもらい、楽しさを知って、アプリで本格的な占いコンテンツを使っていただくというものになります。デザイン周りの仕事を中心に、コーディング、ディレクションも行うようになりました。アルバイトとして、チェッカーの仕事をしていたころは、上司から与えられた仕事をしっかり行うというスタイルでしたが、インターンになってからは自分でやるべきことを探して仕事をするというスタイルに変わりました。
デザインの仕事をしてみて、どのように感じましたか?
同じことを伝えるにしても、デザインによって、ユーザーは全く違う受け取り方をするのだなと思いました。伝え方が異なることで、ユーザーの反応も違うことに気付きました。自分たちのやりたいことを見せるだけでは、ユーザーは受け入れてくれないようです。
私は大学でお笑いサークルに所属しているのですが、これはお笑いにも共通するなと感じました。自分のやりたいことをやっているだけではお客様に伝わりませんし、伝え方によっても、ウケ具合が変わります。デザイナーという仕事は、学生時代にやってきたお笑いの活動を生かせる仕事なのではないかと感じるようになりました。そこで、就職活動をする際にデザイナーになりたいという気持ちが芽生え、春からは大手IT企業でデザイナーとして働くことが決まりました。
勤務スケジュール(1週間、1日)を教えてください。
最近は週3~4日、1日6時間、働いています。お昼の12時に出勤して、18時に退勤するのが基本です。出社したら、前回の業務の残りやチームメンバーの状況を確認して、デザインの仕事やディレクションを行います。
■業務での楽しさ、やりがいは何ですか?
自分が作っているものが形になっていくのは楽しいです。大変なこともありますが、自分がディレクションをして、みなさんと協力して作り上げ、サイトが動くようになるのを見られるのは、楽しいです。
業務で大変と感じたことはありますか?
コンテンツのチェックのような細かい作業は、Rock Me!に来て初めて行いました。アルバイトを始めたばかりのころは何も考えないまま1日8時間の長時間勤務をしていて、仕事を行う上でどういう視点を持てばいいのかが分からず、バグや文章のミスを見逃してしまうこともありました。そんなときに社員さんから「勤務時間を集中力が保てる長さに変えみたら?」とアドバイスをいただき、4~5時間に変更して試してみたところ、見落としも減り、私に合っている時間に気付くことができました。
インターンになって行ったディレクション業務では、「仕事の指示をするのは、偉い人」という固定観念が私の中にあり、みなさんに指示することに抵抗がありました。お願いすることが申し訳ないと思ってしまい、自分ができることは自分でやったほうがいいのではないかと考えていたのです。でも、途中でそれには限界があると気づきました。プロジェクトが進みません。適切に役割分担をして行うほうが効率も良く、質が良いものが作れます。今でも少しためらう気持ちはあるのですが、良いものを作るために、頑張って克服しようと思っています。
また、一生懸命考えて、考えて、自分の中で最適解だなと思って出したことが、私の知識不足でうまくできないということもありました。事前に書籍などで学んで、知識を持っていればまた違ったアウトプットができたかもしれないと、みなさんからのフィードバックで気づきました。それからは、分からないことがあれば、インターネットで検索して調べたり、もっと深く知りたいと思ったら大学の図書館で調べたりするようになりました。ただ、ディレクションなどの実務系の内容の本は、大学の図書館にはあまりないので、TwitterでIT業界の人たちをフォローして勉強しています。難しすぎて、逆に分からないこともあるのですが(笑)。
Rock Me!のインターンは、どのような人が向いていると思いますか?
0→1を作り出すのは苦手だけれど、1→10にするのは得意という人にもRock Me!ではできることがあります。私は絵を描いたり、何かを作ったりすることが好きだったのですが、自分自身で作りたいものは見つかりませんでした。ただ世の中には、作りたいものや思想を持っている人がいます。そういう人に共感をして、その人の想いをかなえるために貢献するという仕事の仕方も、いいと思います。Rock Me!には、そういう人が働ける場所もありますよ。
(参考)
モモコさんが企画ディレクション、デザインまで担当し、リリースしたサービス
銀座の母 姓名判断
https://seimei.ginzanohaha.jp/
インタビュワー:冨田有香 写真:冨田味我
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