Rock Me!
株式会社ロックミー個人情報保護方針
個人情報保護方針 2010年9月1日制定
個人情報保護方針について
株式会社ロックミーは、お客様に安心して当社サービスをご利用いただくため、個人情報保護体制の運営維持に努めてまいります。
個人情報の利用目的
当社は取得、収集した個人情報(氏名、性別、住所、生年月日、メールアドレス、当社サービスの利用内容等個人に関しての情報)を、以下の目的で利用するものとします。

  • 情報提供、サービス提供
  • お問い合わせに対する回答、アフターサービス
  • 商品の発送、資料等の送付
  • 当社及び第三者よりの商品、サービスのご案内、勧誘
  • マーケティング調査、分析
  • 他、各サービス個別に定める目的のため
個人情報の利用範囲
当社が収集する個人情報は、当社が業務上必要な場合、もしくは各種サービス提供に必要な場合にご提供をお願いしています。ご提供いただいた個人情報は利用目的の範囲内で利用することとし、ご本人の同意なくそれ以外の目的で利用することはありません。

収集した個人情報について、個人が識別特定されることがない範囲で、サービス向上や品質改善、第三者への公表のための統計資料作成に利用することがあります。
個人情報の保護
当社保有の個人情報について、最新の状態に保ち、不正アクセス、紛失、改ざん、漏えい等のリスクを認識し、当社が可能な発生予防措置や是正措置を講じます。
個人情報の提供
当社は、お客様の個人情報をあらかじめお客様の同意を得ることなく第三者に提供、開示することはありません。当社の業務委託企業においても、個人情報は当個人情報保護方針に基づいて厳格に管理されるよう措置を講じます。ただし、次のような場合においては、個人情報を提供することがあります。

  • 法令に基づく場合、法的手続に基づき提供を求められた場合
  • 第三者の生命、身体、財産保護のため必要である場合
外部委託先の個人情報取扱い
当社は外部委託先に、サービス運営、労務管理や郵送物の発送、システムの開発、保守、改修、注文処理、資料配送及び代金決済などを目的とし、個人情報を委託する場合があります。
その場合、当社の定める個人情報管理水準と同等の水準で個人情報の厳重な管理を徹底するよう、契約により義務付け、適切な監督を行います。
個人情報の開示
お客様ご本人から求めがあった場合、当社保有の開示対象個人情報の開示、内容の訂正、追加または削除、利用停止、消去、第三者への提供の停止に応じます。ご相談窓口までお問い合わせください。
個人情報提供の任意性
お客様が自身の個人情報を当社へ提供するか否かは、お客様自身の判断に基づきます。個人情報を提供しないと判断された場合、当社の運営するサービスが利用できない場合がありますので、ご了承ください。お客様の提供した個人情報の記入間違い、不備等がある場合、当社運営のサービスが当社の意図するものとならない場合がございますので、ご了承ください。
その他個人情報の取得について
当社は、サービス品質向上のため、または品質改善につながる統計情報を作成するため、クッキーやビーコンといったウェブ技術を使用して蓄積した情報と、当社保有のお客様の個人情報とをひもづけて記録する場合があります。ウェブブラウザ等の個別設定によりクッキーやビーコン等の機能を停止できる場合がありますが、その場合は当社サービスが利用できない場合がありますのでご了承ください。
個人情報の安全管理
当社は個人情報の改ざん、漏洩、紛失等、お客様の個人情報に関するリスクに対して合理的かつ適切な安全対策を講じていますが、インターネットや電子メールの性質上、個人情報に関するリスクを当社が完全に保証することはできません。

当社運営のサービスにおける個人情報の開示、漏洩等によってお客様本人、会員または第三者に生じた損害について、当社に故意または重度の過失がある場合を除いては、一切の責任を負いません。

当社の運営するサービス以外で、インターネット上で自発的に個人情報を開示した場合、その情報は他の利用者によって収集される可能性があることにご注意下さい。当社運営のサービスには、他のウェブサイトへのリンクが含まれていることがありますが、当社は他のウェブサイトの利用条件や個人情報保護については一切責任を負いません。お客様は、当社運営のサービスから他のウェブサイトにいつ移ったかを常に認識し、自身の個人情報を提供する際は、自身の責任を持って他のウェブサイトの利用条件や個人情報保護方針をお読みになられるようお願いいたします。
個人情報保護方針の取り扱いと改訂について
株式会社ロックミーは自社運営のサービスやアプリケーションを提供するにあたり、お客様に満足いただけるサービス品質の実現、提供を目指しています。そのために取得したお客様の個人情報を以下の個人情報保護方針に基づき、安全かつ適正に管理することをお約束します。

  • 当社は個人情報の取得時、その取得目的・利用範囲を明らかにし、目的の範囲内で安全かつ適切に取扱います。
  • 原則、お客様の個人情報をお客様の同意なく外部提供することはありません。ただし、公的な機関からの要請に対しては提供することがあります。
  • 外部委託先へ業務を委託する場合、秘密保持契約の締結によって個人情報の保護を担保します。
  • 当社は個人情報に関する個人の権利を尊重します。個人情報に関する苦情、相談、開示、訂正、削除、更新その他のお問い合わせに対して、合理的期間、妥当な範囲でこれに応じます。
  • 当社は個人情報への不正アクセスまたは個人情報の紛失、改ざん、漏えいなどのリスクに対し、合理的な安全対策を講じます。
  • 当社は個人情報保護に関する法令、国が定める指針を遵守し、社内規定を定めます。
  • 当社の個人情報保護方針は、IT技術の動向を踏まえ、見直しと継続的改善に努めます。

本方針は、当社役員および従業員に周知されるとともに、ウェブサイトへの掲示などにより一般の方が入手しやすい形で開示します。重要な変更や改訂がある場合には、随時ホームページ等で変更内容をお知らせします。

株式会社ロックミー
代表取締役社長 小林宗織
個人情報保護方針の取り扱いと改訂について
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町4-17 PORTAL Apartment & Art POINT 1103
株式会社ロックミー ご相談窓口
E-mail : toiawase@rockme.co.jp
特定商取引法に基づく表記
特定商取引法に基づく表記
運営事業者名の名称・住所・電話番号等
株式会社ロックミー
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町4-17 PORTAL Apartment & Art POINT 1103
03-6416-5894(代表)(受付時間:平日11:00~17:00)
人材紹介会社の皆様へ
 弊社は現在、紹介会社様を介した採用を行っておりません。
 営業のお電話等ご遠慮くださいますよう、お願い申し上げます。

お問い合わせメールアドレス:toiawase@rockme.co.jp
運営責任者
小林宗織
販売価格(役務対価)
購入手続きの都度、各商品ごとに表示されます。
販売価格以外で発生する金銭
サービス、デジタルコンテンツのご利用やダウンロードの際に必要となる通信費。
決済方法と時期
・クレジットカード決済
・ドコモ払い
・ソフトバンクまとめて支払い
・Yahoo!ウォレット決済
・その他ISP決済
※請求はお客様が利用する決済代行k会社の定める料金支払方法や時期を期待する契約約款に基づく。
役務の提供時期
・各サービスの利用規約を内容とする契約を締結している期間中随時。
・月額サービスの利用料:会員サービスから退会手続きを行わない場合、翌月(月払い)または翌年(年払い)も自動更新(自動課金)
・デジタルコンテンツ:ダウンロードした時。
返品
デジタルコンテンツ商品の性質上、ご購入手続後の返品・返金は致しかねます。あらかじめご了承ください。
推奨環境
各サービス内に記載。
解約
月額サービスは各サービス上からいつでも解約することができます。(すでにお支払い頂いた月額料金はキャンセルすることはできません)
BLOGS

『インターネットが苦手なこと』

2012.07.01

こんにちは。Rock Me!代表の小林宗織です。

初めてインターネットに出会ったとき

  • ・ホームページというものを作れば一個人が自由に情報を発信できて、しかも世界中の誰もが自由にその情報にアクセスできる
  • ・世界中のどこにいても、通信回線があればどこの誰とでも自由にメールで情報交換できたり、ファイルを交換できる

今では当たり前すぎるこの2つが、当時学生だった私には大きな衝撃でした。

ほんのその数年前、カナダと東京で遠距離恋愛をしていた彼女がいました。やり取りが常にエアメール(届くのに1~2週間かかる国際郵便)だったので、特に「Eメール」には最初ビックリしました。(笑)

あれから、もうすぐ20年。ネットはものすごーく進化しましたよね。

今は、

  • ・その日のうちにネットで注文した本が届きます。
  • ・地球の裏に住んでいる彼女ともビデオで無料通話できます。
  • ・映画館に行かずとも映画も鮮明な映像で見れます。
  • ・ずっと連絡が途絶えていた懐かしの友人とつながってメッセージを交換できます。
  • ・お役所や銀行の手続きもネットで簡単に済ませられます。
  • ・みんながおいしいと言っているレストランを簡単に見つけられます。
  • ・特に方向音痴の自分には、Google MapとGPSは神の恵みとしか思えません。

少なくとも自分は、インターネットにとんでもない恩恵を受けています。

とにかく、生活を楽に便利に楽しくする方向に、インターネットはとてつもなく進化してきました。

自分も社会人1年目からネットを中心に生きてきたので、この進化の過程を目の前で見れたこと、そして少しながら携わってこれたことを嬉しく思います。

ただ、その反面最近は、ずっと万能(良い方向にだけ進化する)だろうと思っていたネットにも弱点があるのではないかなと思うようになりました。

あるとき、こんなことがありました。

九州の鹿児島を一人旅していた時のことです。

九州は焼酎で有名なので、泊まっていた宿のフロントの方に聞いて、焼酎しか置かない焼酎専門のバーに行きました。

鹿児島まで来て、東京でも飲めるような有名な銘柄を飲んでもあまり面白くありません。

なのでバーのカウンターで何を飲むか迷っていたところ、たまたま隣に座っていた男性(Sさん)が焼酎に詳しい方らしく、いろいろな種類の焼酎をチョイスして、その焼酎がどんな製法やこだわりで造られているのか解説までしてくれました。

おかげで、とても美味しくいただけました。

なぜそんなにSさんが焼酎に詳しいのか聞いたところ、焼酎の蔵元で働いていらっしゃるとのこと。そして、いろいろ会話をしているうちに、インターネットの話題になりました。

「やはり今は、Sさん蔵もインターネットで販売されてるのですか?」

Sさん「はい。3年前から始めたのですが、今は売上が店舗販売の1/3まで上がってきています」

「おお、すごいですね。ではこれからもネットでもっと売れるように、仕掛けていかれるんですよね」

Sさん「それが…実は今年いっぱいでネット販売をやめるんです」

ビックリしました。焼酎ブームの真っただ中だし、その蔵元は有名な焼酎を作ってましたので。

「えーっ、もったいない。なぜですか?」と聞きました。

Sさん「インターネットで自分たちの造る焼酎が売れて、都会の若い人たちにまで好まれ飲まれるのは当初嬉しかったのですが、どうも様子をみていると、”なぜ、どんな思いを込めて、どんなこだわりで作られたお酒なのか”というストーリーが飲み手にほとんど伝わっていないことが分かったからです。」

なるほどな、と思いました。

Sさん「何が大切なのかを、幹部みんなでしっかり議論したんです。インターネットが悪いのではなく、私たちが先代から受け継いで100年以上護ってきたこだわりやその焼酎のストーリーは、人の手、人の口を介してしか伝わっていかないんです。販売店できちんとお酒の特徴を説明されて、飲んで、好きになってくださった方は、ずっと飲みつづけてくださる。すると飲み手と蔵元の間に信頼関係が生まれる。それを作ってくれるのは、インターネットではなく、人間の販売員。長い目で蔵のことを考えたら、目の前のブームより、こういう信頼関係のある飲み手を増やして、維持していくことのほうが、大切だと考えました。」

さすがは100年以上続く蔵元さんです。とても冷静で、カッチョイイ判断だと思いました。

ブームが起きている数年だけのことを考えれば、ネットに力を入れれば間違いなく目の前では儲かるでしょう。しかし、ブームが終わり、焼酎の人気が下がったときに、その売上に依存して大きくなった会社は大いに困るでしょう。ブームに乗れば大量生産で味はどうしても落ちますし、もともとのファンが去ってしまう。そしてブームで飛びついた人は、そのあともずっとその焼酎を買い続けず、次のブームに飛びつくでしょう。

当時、ヤフーで働いていた私は、複雑な思いで話を聞いてました。

自分はインターネットは万能で、ネット販売は地方の小さな産業やブランドにも活気をもたらす最終兵器くらいに考えていたからです。

「アナログでしか伝わらないものは確かにあるな…。」

その店を後にしたときに思いました。

Sさんが一生懸命解説してくれた焼酎とそのこだわりは、自分の頭に焼き付いて、その後も焼酎を飲むときにはSさんお奨めのものをオーダーするようになりました。付加価値の高いアナログ体験をして、自分と蔵元の間に信頼関係が生まれたからです。

この一件がずっと気になって、ことあるごとにアタマをよぎります。

「あの蔵元が納得のいくネット販売があるとしたら、どんなものだろう」と。

ずっと答えなんて出ません。

ネットは、ある商品にこめられたストーリーやら、情熱やら、想いやらをブラウザのなかで伝えるのが苦手です。

みんなそれを伝えようと、ながーーーい商品説明ページを作ったり、動画を載せたりと頑張っていますが、同じブラウザの同じ質感のなかでは、価値の違いがなかなか伝わりません。

こだわって丁寧に作った有名ブランドも、無名大量生産品も、商品の価値が下手すると同じくらいに見えてしまうのです。

ネットの表現力、伝える力は、残念ですがお店で店員とコミュニケーションすればほんの数分で得られるアナログ体験に勝てません。

だからむしろ最近は、こう考えるようになりました。

「ネットがアナログな体験を上回ろうとするなんて、おこがましいくらいで、デジタルにできることなんて、所詮はアナログな体験のお手伝いにすぎないんじゃないか」と。

「これはネットでできちゃうから」で何でもかんでも人間の介在をカットしちゃうのは、スピードや利益が目の前では高まるかもしれないけど、利用者の視点でみれば、プライスレスなアナログ体験を削られちゃって、長い目でみるとみんなが損しちゃう場合もあるんではないでしょうか。

ネットに触れる人たちの限られた時間のなかで、素敵アナログ体験へのトリガーをいかに増やせるかが、これからネットの向かうべき一つの方向な気がしています。

少なくとも自分はRock Me!という会社の大切な課題のひとつにしたいと考えてます。

だって、都心の高級スーパーに並ぶ1本300円もするブランドトウモロコシは美味しいけど、畑でトウモロコシをもぎって太陽の下で食べるほうがどういうワケかずっと美味しいし、思い出に残るんだよね。

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この記事をかいた人

  • MUNEORI
  • ロックミー代表。小林宗織(ムネオリ)。通称宗さん。23区内ながら湧水とダイコン畑だらけの秘境「練馬区大泉」に生まれ育つ。ばあちゃん子。近所に不発弾が出たとき、ヒィばあちゃんを置いて逃げたことが人生唯一の後悔。酔った勢いでテレビ通販のグッズを買ってしまう。オークション詐欺にもあうほど騙されやすい。趣味はとにかく(ひとり)旅。好きなのは昭和の香り残る場所と人。長所・短所は好奇心旺盛すぎること。最近の興味関心は仏教とファンタジーと夢。 ノーファンタジー・ノーライフ。 小林の書いた記事の一覧はこちら

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